グルーとは
まつ毛エクステ、グルーとは?
グルーとはまつげエクステと自まつげをくっつける接着剤のことです。まつ毛エクステのできは、グルーで決まるといってもおかしくありません。
グルーの成分、保存の方法、成分についてぜひ知ってください。
グルーの成分とは
シアノアクリレート??
グルーとはカンタンに言うと、接着剤(せっちゃくざい)のことです。グルーはつけまつ毛や、まつ毛エクステを付けるときに使います。
あたりまえですが、接着剤なので、目に入らないようにする注意が必要です。
とくに、つけまつ毛を自分でつけるときは、目をこするなどしてグルーが目に入らないようにしてください。
グルーの成分は、シアノアクリレートです。接着剤の成分として、いろいろな場所で使われています。
シアノアクリレートは水分と一緒になると、硬くなります。よって、湿気が多い、つゆなどの季節は、グルーは固まりやすくなる傾向にあります。
グルーを保管する場合は、なるべく水分が少ない環境を作り出すようにしてください。
グルーには大きく2種類がある
マツエクのグルーには、大きく分けると2種類があります。エチル系と、ブチル系のグルーです。
【ブチル系のグルーの特徴とは】
ブチル系のグルーを使うと、やわらかい仕上がりになります。ブチル系の硬化速度はエチル系のグルーよりゆっくりです。
【エチル系のグルーの特徴とは】
ブチル系のグルーよりも硬化速度が速いのが特徴です。エチル系のグルーは、ブチル系のグルーよりも持続性があります。質感は硬めになります。
【防水性のあるグルー】
プロ用のグルーはウォータープルーフ(防水接着剤)なので、長時間キープすることができます。
【色つきグルー】
グルーには透明なものと色付きのものがあります。 色がついているグルーのほうが、キレイにしあがるという理由で色付きのグルーをすすめているサロンもあります。
グルーを使うときの注意とは
グルーは「振り方」や「出し方」など取り扱い方によって、「持ち(モチ)」が大きく変わってきます。
正しい振り方とは
グルーを使う1時間前に常温に戻しましょう。グルーを使うときは縦ではなく、片方の手にたたきつけるように、横によく振ってから使ってください。縦に振ってしまうと、グルーが出てきて固まってしまう恐れがあります。
グルーをキレイに出す方法
グルーをトレイにたらす時、容器を斜めにして垂らすと、吹き出し口にグルーが垂れてしまいます。
グルーが垂れて固まってしまうと、グルーが出なくなることがあります。グルーは垂直に垂らして使うようにしてください。
グルーを出すには、グルートレイの上に、グルーがドーム型になるよう1滴出すようにしましょう。
グルーの使用期限について
開封したグルーは、使用期限が約1ヶ月です。使用期限が過ぎたグルーを使うと、持続力が弱くなります。開封したグルーは早めに使うようにしてください。
使用後はボトルネックをしっかりとふき取り、グルーを残さないようにしましょう。
グルーをつかう 環境について
グルーをつかう場合、最適な室温と湿度があります。
室温は20℃~25℃
湿度は50%~70% が望ましいとされています。
サロンが地下にある場合は、湿度により白化現象がおきやすくなりますので、注意が必要です。
グルーの保存について
グルーは未開封(みかいふう)の状態でも劣化(れっか)が進んでしまいます。商品が到着したら、25℃以下の冷暗所にて保管をするようにしてください。
開封(かいふう)したグルーは、グルー保存専用のアルミパックにいれてください。しっかりとジッパーをしめ、グルーを立てた状態で保存をするようにお願いします。
※横にして保存をするとグルーが漏れてしまうことがあります。
白化現象とは
グルーには「白化現象」というものがあります。
グルーの主成分である「シアノアクリレート」が水分とまざりあうと、白く固まってしまうことがあります。
この白い物質は「 シアノアクリレートポリマー 」 です。
白化の原因として考えられるのは、粘度の高いグルーの取り過ぎ、前処理剤が乾ききっていないかった。
お客様が施術中に涙を流してしまった。
グルーが完全に硬化する前に、洗顔や入浴をした。
仕上げのブロア乾燥がしっかりできていない。など色々な原因があります。
一度、白化してしまうと元に戻らないので、施術者様、お客様、両方に注意が必要です。
安全なグルーの選び方とは
パッチテストをしよう
アレルギーが心配だ・・・という方は、パッチテストをするのがおススメです。グルーを直接、ヒフにつけてかぶれないか?チェックするようにしてください。
グルーが劣化する理由とは
グルーは劣化するとドロドロになり、最後には固まってしまうことがあります。シアノアクリレート系接着剤の場合、硬化するには、水分が必要になります。
シアノアクリレート系のグルーは空気中の水分と反応して、液体から固体に変化してしまいます。
むし暑い日は、空気中の水分が多いので硬化するスピードが早くなります。
開封したグルーはかならず、25℃以下の冷暗所にて保管をするようにしてください。
いちど使ったグルーは、グルー保存専用のアルミパックにいれて保管するようにしてください。しっかりとジッパーをしめ、グルーを立てた状態で保存をしましょう。
グルーが目に入ってしまったら?
グルーが目に入ってしまった場合、痛みをともなうことがあります。
そのため、すぐに洗い落す必要があります。 目に入ってしまったら、すぐに水で洗い流してください。
値段の安いグルーは目に入ると、刺激がつよいので注意がひつようです。
グルーについてのまとめ
いかがでしたか?まつ毛エクステを語るうえでとても大切な、グルーについて理解が深まったかと思います。
グルーの取り方や、劣化してしまう原因などがおわかりいただけたかと思います。
つけまつ毛にしても、まつ毛エクステでもグルーについての知識を知っておくことはとても大切です。
安全な使い方、保存の仕方を知って、マツエクライフを楽しんでみてください。